2年目を迎える「ACEプログラム」——アジアトップクラスの学生と共創
立教大学
2023/06/26
RIKKYO GLOBAL
OVERVIEW
立教大学の国際化戦略の一環として2022年からスタートした「ACE※1プログラム」。ソウル大学校、北京大学、シンガポール国立大学の3大学と連携し、リベラルアーツ教育を基礎としつつ、現代のアジアや国際社会の諸課題について思考し、行動できる人材を育成することを目的としています。
①4大学間長期交換留学
②インテンシブプログラム(夏?冬)
③共同オンライン科目群の設置
④インターンシップまたは社会貢献活動
⑤国際文化交流
の5つが大きな柱となります。
※1 ACE:The Asian Consortium for Excellence in Liberal Arts and Interdisciplinary Education
※2 本学からは異文化コミュニケーション学部、経営学部、GLAPが参加しています。
2023年のトピックス
ACEウィンターインテンシブプログラム2023年2月、ソウル大学校にて開催
ウィンターインテンシブプログラムの様子(23年2月)
2023年ACEサマーインテンシブプログラム北京大学をホスト校として開催決定
ACEオンライン科目を秋学期に開講
このオンライン教育の試みは、The ACEの4大学の中で、本学が先行して取り組む新たな教育実践です。
ACE第1期生からのメッセージ
VOICEー体験談
英語を用いた発展的な学びやSDGsの本質に触れる
異文化コミュニケーション学部異文化コミュニケーション学科3年次
ACEプログラムを通して、2022年の9月からソウル大学校に留学しています。ソウル大学校では、自由専攻学部に所属しており、自分の専攻に限らず幅広い分野の授業を履修できます。「Advanced English: Culture and Society」では、イギリスの映像作品が教材として用いられ、各エピソードを社会学や哲学などの面から多面的に分析したり、クラスメートと討論をしたりしました。英語を学ぶというよりも、英語を用いて発展的な学びを得る授業であったため、優秀なクラスメートに囲まれながら刺激的な経験ができたと感じます。また、東アジアのSDGsについて批判的に学ぶ授業「Selected Topics Seminar 4」では、エネルギー政策、環境問題、保健福祉などさまざまなテーマが設定されていました。SDGsの良い面だけを見るのではなく、問題点なども分析することで、地球規模の問題を解決するためのより現実的な道筋を考える機会となりました。
報告書の一環として作成した動画では、ソウル大学校と立教大学の違いを紹介しています。豊かな自然がある冠岳山の中に位置するソウル大学校とでは、環境をはじめとしてたくさんの違いがありました。ACEプログラムで得た体験が少しでも伝わるとうれしいです。
Webサイト?動画のご案内
ACEプログラム特設サイト
ACEプログラム紹介動画
2022年8月に立教大学で実施したACEサマーインテンシブプログラム2022をモチーフにした動画です。
IMFORMAION
毎年秋学期にACEプログラム生の募集を行います。また、インテンシブプログラム等については通常のACEプログラム生とは別に一般枠で参加できる枠を設けています。詳細は「ACEプログラム特設サイト」でご確認ください。
※募集対象は異文化コミュニケーション学部、経営学部、GLAPに所属する学生です。
※本記事は季刊「立教」264号(2023年4月発行)をもとに再構成したものです。バックナンバーの購入や定期購読のお申し込みはこちら
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。
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